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C&K、歌とエンターテインメントでみせた一夜限りのステージ 10周年記念した横浜アリーナワンマン

C&K、歌とエンターテインメントでみせた一夜限りのステージ 10周年記念した横浜アリーナワンマン(Real Sound)

2人組シンガーソングライターユニット・C&Kの10周年を記念した、初の横浜アリーナでのワンマンライブ『超無謀な挑戦状〜10周年だョ!全員集合~in 横浜アリーナ』……の本題に入る前に、ひとつ告白しておきたい。ユニット名を聞く機会は多かったものの、筆者がまともに彼らのステージを見たのは、今年の『a-nation 2018』が初めて。うだるような暑さの中ステージに登場した彼らは、目が覚めるほどにソウルフルな歌声とエンタメスピリット全開のステージングで、真夏のスタジアムの空気をわずか数曲で変えたのだった。

2018年11月20日の横浜アリーナには、デビュー当時から彼らを応援しているファンもいれば、筆者のような“フェス新規”、あるいは初のドラマ主題歌に起用された“『ドラマ』新規”のようなビギナーも少なからずいたに違いない。平日の火曜に全国各地から駆けつけた四池さん(C&Kファンの愛称)たちは、世代も10~60代くらいと見事にバラバラで、男性客やファミリーも多かった。先ごろ行われた全国ツアー『日本全国CK地元化計画~地元です。地元じゃなくても、地元です。2018。期待の新人10周年。~』最終日にCLIEVYが両足の踵骨を骨折というザンネンなニュースの後にもチケットは売れ続け、見事にソールドアウト。C&Kが転んでもただでは起きない2人であり、この日が伝説のライブになることを予感させるような気運を感じた。

果たしてこの日は、アカペラで始まった「歩きだせ」から“絶対安静の患者が病院から逃げ出した!?”という小芝居へ繋がるという、コントばりの流れでスタート。この部分は2014年のワンマン『CK無謀な挑戦状 in マリンメッセ福岡〜みんなの力でパンパンに愛のシャワーを浴びせてネ』のオマージュ的なものだったそうだが、ライブの随所に過去ツアーのハイライト演出がコラージュされており、アニバーサリーにふさわしい一夜限りのステージが展開されていった。心配されていたCLIEVYの容体だが、「Milky Way」などでキッチュなC&Kロゴ入りカート、「MATSURI」(未音源化)での神輿など、シチュエーションに合わせた乗り物で登場してはステージや花道を爆走。再度のケガを心配してしまうほどパワフルに動き回っていた。

序盤はCLIEVYとKEEN、そして四池さんにはおなじみDJ TAKEやZEROSEN(ダンサーズ)によるメドレーで飛ばしまくる。おふざけな映像やZEROSEN(ダンサーズ)も加わってのコントのようなやり取りは定番だが、そのゆるい空気を豊潤な音楽体験に変えてしまう圧倒的な歌力が、このユニットの最大の魅力といえる。時に女性のようであり、時に子供のようでもあるCLIEVYの唯一無二なハイトーンボイス、そして安定感のあるミドルボイスに加え絶妙なハモりの腕が光るKEEN。リズム&ブルースの女王こと和田アキ子が2人の歌を絶賛してそのトリビュート盤に参加することになったというエピソードを思い出し「さすが歌にうるさいアッコがおまかせしただけあるな……」と妙に感心してしまった。

KEENが「もう1つのC&Kの顔を見てくれ!」と叫んでスタートした「BYE BYE BOO」からは、ホーンセクションを含むフルバンドと大勢のダンサーズを従え、極上のバンドサウンド&パフォーマンスで魅了していく。ジェイ・スティック(ドラム)、ザンドレ・Y(ギター)など、国内外の数々のアーティストとの仕事で知られる“精鋭”ミュージシャンたちで固めたこのスペシャルバンドとともに、「DANCE☆MAN (WOKKY WOKKY×BOGGIE WOGGIE)」ではアッパーなファンク、「EVERYBODY」ではラテンテイスト、「精鋭」(未音源化)などではゴスペルと、カラフルなサウンドを披露。C&Kのサウンドについてはさまざまなジャンルのミクスチャーである“JAM”という表現が用いられるが、この日も披露していたEDMサウンドとソカのリズムを組み合わせた「ジャパンパン〜日本全国地元化計画〜」や、ケルト風サウンドとやはりソカのリズムを掛け合わせた「踊LOCCA〜around the world 新たなる冒険〜」といった代表曲の数々が、聴きやすいJ-POPとしての顔も持ちながら挑戦的な構成であることにも改めて驚かされた。随所でダンサーズと振りをしっかりシンクロさせつつ踊るKEENのダンスにも、会場から大きな歓声が。

記念日であるこの日には、彼らをメジャーへと導いた盟友・九州男が登場し、爽快なレゲエテイスト全開の「Sun Son Sound feat. 九州男」でコラボ。現在は活動休止中で、この日が実に4年ぶりのステージとなる九州男を前に「くっすー(九州男)に出会えなかったら僕らもここに立つことはなかったと思う」と、CLIEVYが振り返った。ゲストはまだまだ続き、「ドラマ」では『サバイバル・ウェディング』に出演していた俳優&ダンサーの山根和馬(元DA PUMP)が参加し、華麗なブレイキンをキメるなど大活躍。そして「母からの手紙」コーナーでは2人の実母に加え、初期のC&Kを支えたマネージャー“MIE姉”がC&Kの母として2人の思い出エピソードを読み上げた。さらに2人が公私ともに親交の深いWBA世界バンタム級王者の井上尚弥、WBC世界バンタム級5位の井上拓真兄弟も駆けつけ、お祭りムードに華を添えた。

にぎやかな演出は枚挙にいとまがなかったが、終盤の「にわとりのうた」付近からの畳みかけ方は圧巻だった。同曲や続く「MENDOKUSE」で、CLIEVYが宙吊りトロッコで“アナログでフライング”(本人談)する様はなんともパンキッシュに映った。両親をモデルにしたという「ジェニファー何度もあなたに恋をする」や「1日の向こう側」といったバラードをじっくりと聴かせたかと思えば、アッパーなダンスチューン「終わりなき輪舞曲」からディスコテイストのメジャーデビュー曲「梅雨明け宣言」にかけては、怒涛の如く会場全体を盛り上げていく。

そんなC&Kのステージを支えているのが、熱狂的といえるほどノリのいい四池さんたちの存在だ。ほとんどの席が固定されているにも関わらず、芝生席からアリーナ、スタンドまで大小無数のサークルが発生した「踊LOCCA~」、歌詞に合わせた「S・P・A!」コール&ザ・ドリフターズの「いい湯だな」をモチーフにした振付で爆発的に盛り上がるスカ・ナンバー「入浴」、アンコールでのゴスペルナンバー「愛を浴びて、僕がいる」での力強い1万人の大合唱は感動的ですらあった。この日何度も感謝の言葉を口にしつつ、C&Kバラードの代表格といえる「Y」では〈君は僕の希望さ〉と歌いながら、客席をじっと見つめていたCLIEVYの表情が忘れられない。

アンコールのMCでは「僕らは神奈川の大学で出会って、それから10年もC&Kをやるなんて、当時は思いもしなかった。結成の地・横浜でこうやってたくさんの人に見守られて、この大切な1日をこうやって空けてもらったということに感謝の気持ちでいっぱい」とCLIEVYが挨拶。KEENは「涙は(常々目標として語ってきた)紅白まで取っておきたい」と語り、拍手喝采を浴びていた。エンディング曲「帰れ」でゲストやバンドメンバーを帰していき、最後にCLIEVY がKEENの肩を借りながらゆっくりとはけていく後ろ姿に、この先も変わらないであろう2人の関係性を思い、とても温かな気持ちになった。

現在はCLIEVYのケガにより延期となっているアルバム『TEN』のリリースが待たれる彼ら。年末には恒例のカウントダウンライブも決定しているが、1人でも多くの人の目と耳にC&K流の“めんどくせえ”エンターテインメントがふれることを願ってやまない。
(文=古知屋ジュン/写真=鳥居洋介、三浦知也)

ボクシング世界王者・井上尚弥、音楽ユニット「C&K」と共闘!

スポーツ報知


C&K、結成の地・横浜で10周年記念ライブ CLIEVYは車椅子で参加 「本当に感謝でいっぱい」

CLIEVYとKEENからなるデビュー10周年を迎えた男性二人組シンガーソングライターユニットC&Kが、11月20日(火)に10周年アニバーサリーライブとして横浜アリーナでのワンマンライブを開催、“結成の地”横浜でスペシャルな一夜限りのライブが行われた。

今回は初の主題歌をつとめた日本テレビ系土曜ドラマ『サバイバル・ウェディング』主題歌「ドラマ」を含む、新旧おりまぜた全34曲を披露し、約3時間半に渡るパフォーマンスを披露。10周年アニバーサリーライブということで、これまでにC&Kを応援してくれた面々が集結した。

今年6~10月に行われていた全公演ソールドアウトした全国ホールツアー『日本全国CK地元化計画~地元です。地元じゃなくても、地元です。2018。期待の新人10周年。~』のファイナル、TOKYO DOME CITY HALLでの公演中に、CLIEVYの不注意により両足の踵骨を骨折する怪我を負い、治療を行っていたが、当日は車椅子で登場。アカペラの「歩きだせ」からライブがスタートした。序盤から会場を盛り上げるアップナンバーを繰り広げている中、C&Kのデビューへの架け橋を作った九州男が1枚目のインディーズミニアルバムに収録されている「Sun Son Sound feat. 九州男」で登場した。

「神奈川で、大学で出会ってからC&Kをやって、それから10年もやるなんて、出会った頃は思いもしませんでした。C&K結成の地“横浜”でこうやってたくさんの人に見守られて、大切な1日をこうやって空けてもらったということは本当に感謝でいっぱいです。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。

ライブ中盤の「MENDOKUSE」では宙吊りトロッコで客席をまわり、会場を沸かせる。そして、2人目のゲストは、初の主題歌をつとめた日本テレビ系土曜ドラマ『サバイバル・ウェディング』主題歌「ドラマ」では谷原貴弘役だった山根和馬が登場。『サバイバル・ウェディング』放送時には「サバイバルダンス」動画を互いのSNSで掛け合いを行っていた流れもあり、初めてのステージ上での共演ということで大いに盛り上がった。ライブ終盤ではC&Kのライブ恒例の「踊LOCCA~around the world 新たなる冒険~」で会場一体となる観客の輪を作り、「入浴」で会場の一体感が最高潮で本編を締めくくった。

アンコールでは、公私共に親交のあるプロボクシング世界三階級制覇王者、現WBA世界バンタム級王者の井上尚弥、12月30日WBC世界バンタム級暫定王座決定戦が決定しているWBC世界バンタム級5位の井上拓真がサプライズ登場。井上尚弥とは昨年6月、フリーペーパーの対談企画で初対面し、意気投合。「井上尚弥」のこれまで歩みを綴った映像とのコラボレーションで生まれたC&K「道」ミュージックビデオも制作したりと、互いを高め合う存在として親交を続けた。C&Kも井上尚弥、井上拓真の試合をリングサイドで応援していた。アンコールでは音楽主要ランキング13冠獲得、2017年 shazam Japan年間ランキング邦楽1位となった「Y」を披露し10周年アニバーサリーライブは幕を閉じた。

また、終演後には毎年行われているカウントダウンライブも発表になった。

exciteニュース


C&K、“結成の地”横浜で10周年記念ライブ開催!「10年もやるなんて、出会った頃は思いもしませんでした」

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C&Kがデビュー10周年記念ライブ実施、結成の地に1万人集結

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